真夏のある冬、氷河帯を慎重に航海していた探検家アレックスはふと一艘の沈没船を目に留める。
よく見かけ、どうせ荒らされているであろうと普段はスルーするところだが、今朝見たテレビの占いコーナーで、沈没船を探すと吉アリ、流れていたのを思い出し探してみることにした。
多くのチェストはガラクタしかなかったが、恐ろしいほどコンブの詰まった箱に何らかの地図を見つけた。
これは宝の地図ではないだろうか。
しかも割と近そうだ。おそらく、この沈没船の主はこの宝を見つけようとしていたところ、氷山にぶつかったに違いない。
しかし、いくら探しても宝は見つからない。
掘った形跡がスクリーンショットからは見えないかも知れないが、掘って埋め戻したのだ。
しかし、よく目を凝らすと、雪の上に「>」模様が見える。
これを辿ったところ、明らかに不自然な箇所を見つけ出した。
キャーー助けてー(女声)。
雪に吸い込まれると、そこはほのかに明るく明らかに人工的な物があった。そう、これは船だ。
かつて一般的に普及していた沈没船と同じスタイルの船がほぼ原形をとどめて、そこにはあった。
まだ誰にも荒らされておらず、一財産は積まれている。
航海日記によると、氷河に飲まれてしまい、船での脱出は断念。
願わくば助けに来るように、瓶に地図を入れて、海に流した旨の文章が綴られていたのであった。
source : マインクラフトてんやわんや開拓記